body/sony/ILCA-77M2 のバックアップ
2014-05-21 (水) 16:18:01 のバックアップ(No.63)
■ α77II
2014年6月発売。24Mピクセル(2400万画素)センサー搭載。α77の進化版の
後継機として登場。
特徴
基本的にはα77を踏襲。位相差センサーに79点のAFを搭載し、世界最多を謳っている。
ただしα99同様のAFレンジコントロールは搭載しているが、受像センサ上に測距センサを
配したデュアルAFシステムは非搭載。サイレントコントローラーやAF-Dモードも搭載されて
いない。miシューやマルチ端子の採用などは時期相応の変更を受けているが、α58とは
異なり従来のリモート端子も装備している。
コマ速は最大12コマ/秒と前モデルと変わっていないが、バッファメモリがファインJPEGで
60枚、エクストラファインでも53枚と大幅に増加。バッファ開放も大幅に高速化するなど
このあたりはBIONZ X搭載の恩恵かもしれない。
またゾーンAFが従来の3点から9点に増加しAF追従感度設定も従来の2段階から5段階へ
変更。他に目にピントを合わせる瞳AF機能や、シャッター制御にフォーカス優先とレリーズ
優先の他、両者の中間を狙ったバランス重視を追加。小絞り時の影響を抑える回折低減
処理の搭載やモードダイヤルへのロック追加、フォーカスリングの回転操作に連動した
ピント拡大表示(但しSSMなどのDMF操作やミノルタ時代レンズでの対応は不明)などなど、
変更箇所は多岐に渡る。
欠点
新たにWi-Fi/NFCに対応したが、代わりに元々あったGPS機能が省略されている。また
単独のAF補助光が無くなりフラッシュ併用となった。メモリカードがシングルスロット仕様
なのは従来通りで本モデルでも変わっていない。
バッテリは従来同様NP-FH500Mを採用し縦位置グリップも従来品を使用しているが、
撮影枚数が従来機より若干低下している。
また防塵防滴仕様を引き続き採用しているが、ボディへのマグネシウム合金使用は
本モデルはリアカバーのみとなっている模様。