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α77II

2014年6月発売。24Mピクセル(2400万画素)センサー搭載。α77の後継機。

ボディ単体とDT 16-50mm F2.8 SSMが付属するレンズキットがある。

特徴

外観はα77を踏襲しているが、位相差センサーに79点AFを搭載。世界最多を謳っていた*1

機能面ではα99に準じ、AFレンジコントロールmiシューを搭載しているが、受像センサ上の

像面位相差センサーが無いためデュアルAFシステムやAF-Dモードは搭載されておらず、

サイレントマルチコントローラーも搭載されていない。

α58とは異なりマルチ端子のほか従来のリモート端子も装備している。

コマ速は最大12コマ/秒*2と従来機から変わっていないが、バッファメモリがファインJPEGで

60枚、エクストラファインでも53枚と大幅に増加(従来機は17~13枚)。バッファ開放も大幅に

高速化しAF測距動作などの全体的な動作も機敏になるなど、このあたりはBIONZ X搭載の

恩恵かもしれない。

またゾーンAFが従来の3点から9点に増加しAF追従感度設定も従来の2段階から5段階へ

変更。目にピントを合わせる瞳AF機能や、シャッター制御にフォーカス優先・レリーズ優先

の他、両者の中間を狙ったバランス重視を追加。小絞り時の影響を抑える回折低減処理

の搭載やシャッターボタン半押し時のファインダー/LCDへの手ブレ補正オフ・オンの搭載。

従来の追尾フォーカスから機能強化されたロックオンAFや撮影時のブラックアウト時間の

短縮、モードダイヤルへのロック追加などなど、外観は従来機そっくりだが変更・改善点は

多岐に渡っている。

起動についてはバッテリ装着直後や暫く起動していなかった場合を除けばα55やα99

レベルに仕上がっており、普段使う分にはまず気にならないと思われる。

なお2014年11月20日に開催されたα7IIの発表会の席で、AF高速化とXAVC S対応を

2014年12月末までに行う旨のアナウンスがされ、バージョンアップ版ファームウェアが

現在公開されている。AF高速化についてはAFを高速化したレンズ(いわゆるII型など)で

顕著な効果が表れている。

欠点

新たにAマウント機で初めてWi-Fi/NFCに対応し、スマホとの連携が手軽になったが、

従来機ではあったGPS機能は省略されている。連続撮影優先AE時の絞りの制限は

α55から変わっていない*3。また、単独のAF補助光は無くなりフラッシュとの併用に

なった*4

メモリカードがシングルスロット仕様なのは従来通りで本モデルでも変わっていないが、

バッファメモリが大幅に増えバッファの開放時間も大幅に短縮したので、ここはダブル

スロットにして欲しかったかもしれない。

バッテリは従来同様NP-FH500Mを採用し縦位置グリップも従来品を採用しているが、

撮影枚数は従来機より若干低下している。実際バッテリの持ちはあまり良くない。

また防塵防滴仕様を引き続き採用しているが、ボディへのマグネシウム合金使用は

本モデルはリアカバーのみとなっている模様。(※ただしこれが元による重量増には

なっておらず、その分(?)ボディ価格もα77より低めの設定)

外部リンク

作例

*1: ※発表時。クロスセンサーは中央周囲の15点、中央のみF2.8対応。APS-C専用ズームレンズなど、一部のレンズでは一回り小さい61点になる模様。また、500mm Refexではレンズ側の制約で中央1点のみとなる
*2: 連続撮影優先AE時。通常の連続撮影は最大8コマ/秒
*3: シャッター速度に係わらず、開放値F3.5までのレンズではF3.5で固定、同F3.5以下のレンズでは絞り開放に固定される という仕様
*4: AF補助光は外部フラッシュのAF補助光部も含めAF-C状態(ロックオンAF含む)では動作しないので注意