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DT 55-300mm F4.5-5.6 SAM

特徴

従来の75-300mmと同じくらいの全長でAPS-C専用ながら55-300mmを実現。

フィルタ径こそ一回り大きい62mmだが、同等の大きさで重量は変わらない。

55mmの位置でズームが固定されるロックスイッチが付く。2012年9月発売。

EDガラス採用により前述の従来レンズから高画質・画角延長・コンパクト設計を

実現してはいるが、レンズを駆動するSAMが静かではあるものの動作が遅く*1

マニュアルフォーカスも操作感がスカスカなものになってしまい、DMFには対応

していない。また、α77IIではAF測距点が61点となる。

安価で入手可能だが、フォーカスリングを含め鏡筒の前の部分がフォーカシング

動作で回ってしまい*2、距離計窓が無く従来レンズ同等の最短撮影距離という仕様

からしても従来レンズからの代替機という性格は否めない。

同時期リリースのDT 18-135mmがSAMでもリアフォーカスでAF動作がそこそこ早く

DMFも可能な点と比べてしまうと、写りはともかく機能面で見劣りした内容になって

しまっている。

重量と大きさが許せればSSM駆動の70-300mmGか、他社の超音波モーター

駆動レンズを選択した方が満足度が高く無難かも知れない。

リンク

作例

*1: ボディモーター駆動の従来レンズと同等?
*2: だから動作が余計遅いのかも知れない