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用語集/35mmフルサイズ

35mmフルサイズ

受像センサーのサイズ規格のことで、フィルム時代の35mmフィルム(135フィルム)の

大きさ(35mmx24mm)から由来。単に「フルサイズ」と表現されることもある。

フィルム時代などからのフルサイズ対応のレンズであれば額面通りの焦点距離になり、

APS-Cセンサー搭載機と比べて同じ焦点距離ならより大きくボカすことができ、1画素

あたりの面積も大きく取れるので、画質面や感度、表現面で有利とされる。

その反面、物理的なサイズからボディが大きくなりがちで、一眼レフ機ではミラーや

ペンタプリズムもより大きなものが必要になるため、結果的に重量が嵩みかつ高額な

ものになりやすい。また、連写速度は同じ画素数でもAPS-Cセンサー搭載機に譲り、

単体の位相差AFセンサーの配置も物理的な制約からか中央に寄ったものになりがちに

なる*1

またAPS-Cでもそうだが、コンパクト機と比べると同じ絞り値でもボケ量が大きくなる

ので、同じくらいの被写界深度(ピントが出ている範囲)を得ようとするとより絞り込む

必要も出てくる。(=シャッター速度は遅くなる)

なお受像センサーはフィルムと比べてレンズの周辺減光や画質低下が出やすくなる

ので、より高いレンズのテレセントリック性能(光の進み方の平行性)が求められる。

そのため新規開発のレンズは高価なものになり易い欠点もある。

ちなみに同じマウントであればAPS-C用レンズも使用可能で、その場合APS-C

サイズにトリミングされたものになるため画素数は低くなる。

*1: レフ機の構造を持たない現在のA/Eマウント機では、像面位相差AFセンサーを用いることでこの欠点をほぼ解消している。