用語集/ロックオンAF
■ ロックオンAF
特定の被写体を追従する機能で、AF-Cの拡張的な機能。Aマウント機では
α58以降、Eマウント機ではα7、α5000以降・QX1で採用。いずれの場合も
AF-C(コンティニュアスAF)にした後に設定が可能で、AF-S(シングルAF)や
AF-A(オート)時は動作しない。(*1)
Aマウント機の場合、α58でのロックオンAFは中央の被写体に固定されてしまうが、
α77IIの場合、あらかじめフォーカスゾーンをロックオンAFに設定しておけば、どの
測距ポイントでもロックオンAFが可能。また、フォーカスゾーン選択画面で左右の
キー操作をすることで、ロックオンAF:ワイド、ロックオンAF:ゾーン、ロックオンAF:
拡張フレキシブルスポットなどの選択が可能で、最初にAFさせたい被写体の配置に
合わせたロックオンAFが可能になっている。(*2)
なお「中央ボタン押しロックオンAF」機能はα58相当の動作をすると思われる。
Eマウント機については概ねα58相当で、α7S以降、α5100以降はα77II相当に
なっている模様。なおQX1などのタッチシャッターが可能なものについては、画面の
タッチでタッチした被写体へのロックオンAF動作となるため、タッチシャッターと
ロックオンAFとの併用は出来ない。
前身と思われる追尾フォーカスとの違いは、α58以降は中央ボタンを押さなくても
被写体を追尾する点と被写体の大きさ検知の有無と思われ、被写体の大きさに
合わせてAF枠の表示や測距ポイントを変化させている。