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用語集/クイックAFライブビュー のバックアップ

2014-10-25 (土) 21:44:59 のバックアップ(No.5)


クイックAFライブビュー

α300α350から採用したもので、ペンタミラーの接眼レンズに向かう絵を

ミラーの一部を傾けて専用の受像センサーに投影することで背面LCDでの

ライブビューをAマウント機で可能にしたもの。

受像センサーからの画像ではないものの、従来からのAFの構造を殆ど

流用できるので素早いAFが可能で、より細かい測光も可能になった。

その反面、その原理上ペンタプリズムを持つ上位機種では実現できない事と

ファインダーが小さく見辛い物になる事、ライブビュー時の視野率が低くなる

(90%程度)事とライブビュー時でもファインダースクリーンがそのまま見える

ことがデメリットとして上げられる。

当時はEマウント機の登場前だったこともあり、これらのデメリットの解消は

トランスルーセントミラー機の登場を待つ事になり、同機構を持つ機種が

電子ファインダーを持った常時ライブビュー機となり、AFの構造も大きく

変わったことから、本機構を持つカメラ本体も終息して行った。