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クイックAFライブビュー

α300α350から採用したもので、ペンタミラーの接眼レンズに向かう絵を

ミラーの一部を傾けてライブビュー専用の受像センサーに投影することで

背面LCDでのライブビューをAマウント機で可能にしたもの。

撮影素子からの画像ではないものの、従来からのAFの構造を殆ど流用

できるのでライブビュー状態でも素早いAFが可能で、より細かい測光も

可能になった。

その反面、その原理上ペンタプリズムを持つ上位機種では実現できない事と

ファインダーが小さく見辛い物になる事、ライブビュー時の視野率が低くなる

(90%程度)事とライブビュー時でもファインダースクリーンがそのまま見える

ことがデメリットとして上げられる。

当時はEマウント機の登場前だったこともありこれらのデメリットの解消は

トランスルーセントミラー機の登場を待つ事になった。同機構を持つ機種が

電子ファインダーを持った常時ライブビュー機となりAF構造も大きく変わった

ことから、本機構を持つカメラ本体も終息して行った。

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