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body/sony/ILCA-99M2 を以下のもので書き換えます。

*α99II

2016年9月のフォトキナで海外発表・続いて国内でも正式発表。11月発売。
42Mピクセル（4240万画素）裏面照射型ローパスレスの[[Exmor R>用語集/Exmor]]センサー搭載。
[[α99>body/sony/slt-a99]]の後継機。

**特徴
[[α77II>body/sony/ILCA-77M2]]と同等の79点位相差AFセンサーに加え、[[α7RII>body/sony/ILCE-7RM2]]と同等の399点像面位相差
AFセンサーを搭載。双方のセンサーを用いた[[ハイブリッド位相差検出AFシステム>用語集/ハイブリッド位相差検出AFシステム]]で
高精度なクロス測距を行うとともに、中央のAFポイントはEV-4での測距を可能に
している((ミノルタ時代のレンズや他社レンズでは像面位相差AFセンサーは動作せず、位相差AFセンサーは一回り小さい61点測距となる。また、Reflex500mmはレンズ側の制約で中央1点のみとなる))。Aマウント機で初めてボディ内5軸手ぶれ補正を搭載した。

α99に搭載していた[[AF-D>用語集/AF-D]]は非搭載のため、AF-Cとの区別は無くなった。また、
35mmフルサイズ機では初めて[[4D FOCUS>用語集/4D FOCUS]]に対応した。[[AFレンジコントロール>用語集/AFレンジコントロール]]や
[[ロックオンAF>用語集/ロックオンAF]]など基本部分の機能面は概ねα77IIから踏襲されている。

コマ速は最大12コマ/秒とα77、α77IIと同等･従来機からの倍速となり、約5秒間
連写が可能((60コマ（JPEGのみ）～54コマ（RAW+JPEG）、非圧縮RAW時は25コマ))なバッファメモリを搭載。12コマ/秒モード((P/S/A/Mモードともにドライブ：連写Hi+時。従来機にあった"連続撮影優先AE"モード的なものは無くなった。なおドライブ：連写Hi時は8コマ/秒))での絞り制限も、先述の
ハイブリッドAF対応時はF9まで、非対応時はF4までAF可能((それ以上の絞りの場合はAFが１枚目に固定される))と動作仕様が変更
された。またアンチフリッカー機能の搭載で蛍光灯下などでの撮影が容易となり、
静止画では非圧縮[[RAW>用語集/RAW]]･14Bit画像に、動画では[[XAVC S>用語集/XAVC S]]での4K録画に対応した。

[[NFC/Wi-Fi>用語集/Wi-Fi／NFC]]に対応。GPS機能は非搭載だが、新たにGPS情報をBluetoothで
スマホより得られるように変更された((PlayMemories Mobileにて対応))。

ボディデザイン・容積がα77IIと同等となり、縦位置グリップもα77・α77IIと同一の
ものが使用可能。ただし内蔵フラッシュは非搭載でAF補助光も搭載されない。

トップカバー、リヤカバー、および内部フレームにマグネシウム合金を採用。
記録メディアはSDカード（SDXC/UHS-1）/MS。デュアルスロット仕様となっている。

**欠点
先述のように広範囲で精度の高い位相差AF環境と低ストレスな高速連写を実現した
弊害か、バッテリ消費は先代機よりさらに悪化してしまっている。
また、縦位置グリップをα77／α77IIと共通としてしまったため、先代機では
可能だったバッテリ３個運用((α99では本体側１個＋縦位置グリップ側２個での運用が可能で、本体バッテリ稼働中でのグリップ側バッテリ交換も可能だった))も不可となってしまっている。

また先述のハイブリッドAFが動作するのは基本的にソニー純正レンズとなるが
非ハイブリッドAF時との差が顕著であり、ミノルタ／コニミノ時代の設計が古い
レンズや社外品レンズを使用すること自体がAFを大きく制限する格好になって
しまっている。

**外部リンク
・[[ソニーの製品情報>http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCA-99M2/]]

**作例
・[[α Photographyで作例を表示>http://upload.a-system.net/photo/list/model_name/ILCA-99M2]]

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