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AF 35mm F1.4 G

1987年9月発売開始。初期α世代デザインの頃は当初G銘がついておらずレンズ名末尾の「G」の有無が存在したが、外観等からそれを判別する術があるかは不明。どちらもガラス研削非球面レンズを採用。

1998年8月に外観の意匠変更を受けたAF 35mm F1.4 G Newが発売。ピントリングが幅広化されフォーカスホールドボタン(FHB)を装備。ガラスモールド非球面レンズが採用された。

全世代でダブルフローティング機構を持つリアフォーカシング方式という凝った構造を採用しており開放からシャープな描写を得ている。また新旧問わず円形絞りを採用し点光源やボケ描写はミノルタらしい綺麗で柔らかなもの。

2005年初頭にディスコンの憂き目に会い、当初はAF 35mm F1.4 G (D)として復活されるとアナウンスされるも、2006年1月にコニカミノルタ自身がカメラ事業から撤退。結局このレンズは陽の目を見ぬままソニー側へ事業譲渡となったが、ソニーαブランドの35mm F1.4 Gとして2006年10月にようやく復活を果たした。

スペック (AF 35mm F1.4 G)

レンズ構成 8群10枚
最小絞り値 22
フィルタ径 55mm
35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時) 52.5mm
最短撮影距離 0.3m(0.2倍)
絞り羽根 9枚(円形絞り)
フード 花形バヨネット式
外形寸法(最大径×長さ) 65.5mm×76mm
質量 約470g
付属品 フード、ケース

スペック (AF 35mm F1.4 G New)

フィルタ径 55mm
35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時) 52.5mm
最短撮影距離 0.3m(0.2倍)
絞り羽根 9枚(円形絞り)
フード 花形バヨネット式
外形寸法(最大径×長さ) 68mm×76mm
質量 約490g
その他 FHB

外部リンク

作例

  1. 絞り開放 (室内 α-7 DIGITAL)
  2. 作例2(AF35mm F1.4G New) 絞りf1.7
  3. くらやみ祭り α-SD f2.2

コメント

とみぃ 2006-06-21 22:06:47
開放から周辺光量落ちが少なく、ちょっと絞ったぐらいがシャープで良い感じで、透明感の有る写真が撮れます。但し、白が強い被写体ではピントが合いにくいです。