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従来の75-300mmと同じくらいの全長でAPS-C専用ながら55-300mmを実現。フィルタ径こそ一回り

大きい62mmだが、重量は変わらない。55mmの位置でズームが固定されるロックスイッチが付く。

2012年9月発売。

EDガラス採用により前述の従来レンズより高画質かつ画角延長とコンパクト設計を実現してはいるが、

レンズを駆動するSAMが静かではあるものの動作が遅く（ボディモーター駆動と同等かそれ以下？）、

マニュアルフォーカスも操作感がスカスカなものになってしまっている。DMFにも対応していない。

安価で入手可能だが、フォーカスリング～フィルタ枠がフォーカシングで回ってしまい（だから動作が

余計遅いのかも知れないが）、距離窓が無く従来レンズ同等の最短撮影距離という仕様からしても

従来レンズの代替機という性格は否めない。

写りはともかくこの辺りがDT 18-135mmに準じていれば機能アップも出来たのだが。

重量と大きさが許せればSSM駆動の70-300mmGか、他社の超音波モーター駆動レンズを選択した

方が満足度が高く無難かも知れない。