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*LA-EA5
[[Aマウント>用語集/Aマウント]]レンズをEマウント機へ取り付けるためのソニー純正
マウント変換アダプタ。
これまでにAPC-Sボディ用のEA1~EA2、フルサイズボディ用の
EA3~EA4が登場しており、奇数番はマウントと電子接点のみの
変換を行う仕様で、偶数番は更に[[TLM>用語集/トランスルーセントミラー]]内蔵でボディモーター駆動
レンズでのAF対応も加えた仕様だった。
奇数番はほぼマウントを延長のみの形状でコンパクト、モーター内蔵
レンズでは像面位相差もしくはコントラストでAF動作するが、ボディ
モーター駆動レンズではAF不可。偶数番ではボディモーター駆動の
レンズもAF可能だが、アダプタ内蔵の古い世代のTLM専用位相差AF((α55世代と同一の15点測距))
でのみ動作するためカメラの像面位相差AFがどんなに刷新されても
活用できず、TLMや駆動部分が嵩張りEマウント機のコンパクトさを
大きく損なうという欠点があった。
本アダプタは奇数番の容積を保ったままボディモーターレンズ用の
駆動部を内蔵。AFはカメラ本体の像面位相差AFで行うよう奇数番と
偶数番の良いとこ取りという仕様になった。
なお何れのマウントアダプタもAF動作は静止画のみで、本アダプタでも
AF動作は静止画撮影時のみ・動画撮影はマニュアルフォーカスとなる。
[[α7R IV>body/sony/ILCE-7RM4]]との組み合わせでは、ミノルタ時代の古い世代や他社製
レンズのような、[[α99II>body/sony/ILCA-99M2]]のハイブリッド位相差AFが作動しないもの((専用位相差AFのみの動作となり、ハイブリッドAF対応時の79点より一回り狭い中央寄り61点がAF範囲となる。))
でも全て像面位相差AFが使用可能(([[Reflex 500mmF8>lens/sony/single/500mm F8 Reflex]]のような元々がレンズ側制約で中央のみAF可能なものは同仕様だが、α7R4+EA5の場合、中央付近の3x3がAF範囲となる))で、AF追従10コマ/秒の連写や
瞳AFやロックオンAFも使用可能と、α7R IV相当の利便性を
得ることができる。またSSMなどのレンズ内蔵モーターでは
ほぼ遜色のない駆動速度とレスポンスを実現している。ただし
α99IIに比べるとボディモーター駆動レンズでの駆動速度や
細かい部分のレスポンスでは、流石にAマウントのネイティブ機かつ
専用位相差AFを持ちクロス測距も可能な分、α99IIに部がある。
[[α7R V>body/sony/ILCE-7RM5]]との組み合わせではソニー純正のみならず、ミノルタ時代の
古い世代のボディモーターレンズや他社製レンズとの組合わせでも
初期反応やレスポンス・動体追従性能などほぼ全ての面でα99IIを
凌駕し、同機に搭載されたAiによる被写体認識も動作する。
なおフル機能対応はα1とα7 IV、α7R IV、α6600など機種毎に
異なり、旧機種などでは従来の奇数番アダプタと同仕様の動作と
なるので[[対応状況は要確認>https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/accessories/compatibility.php?area=gb&lang=jp&mdl=LA-EA5&cat=3]]。
2022年2月をもってAマウント仕様ボディ・レンズともに生産終了
となったので、本アダプタ+Eマウントボディが実質的なAマウント
活用の後継環境でもある。
*アダプタ比較
|名称|[[LA-EA5>accessory/SONY/LA-EA5]]|LA-EA4r((LA-EA4を非公式に改造する手段がある))|[[LA-EA4>accessory/SONY/LA-EA4]]|[[LA-EA3>accessory/SONY/LA-EA3]]|[[LA-EA2>accessory/SONY/LA-EA2]]|[[LA-EA1>accessory/SONY/LA-EA1]]|h
|フルサイズ対応|〇|〇|〇|〇|×|×|
|AF方式|ボディの像面位相差/コントラスト|ボディの像面位相差/コントラスト|[[TLM>用語集/トランスルーセントミラー]]の位相差AF|ボディの像面位相差/コントラスト|TLMの位相差AF|ボディの像面位相差/コントラスト|
|AFモーター|〇((動作は最新機種に限られる))|〇|〇|×|〇|×|
|AF対応レンズ|ほぼすべて|非SAM/SSMのほぼすべて((SAM/SSMについては動作が保証されていない))|ほぼすべて|SAM/SSMのみ|ほぼすべて|SAM/SSMのみ|
①最新世代グループ[α6700、α1、α7IV、α7RV、α7CR、α7CII、α9III、α1IIなど]
・ほぼすべてのレンズでAFできる→[[LA-EA5>accessory/SONY/LA-EA5]]
・費用を下げ、SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA3>accessory/SONY/LA-EA3]]
・APS-Cまたはクロップ運用で費用を下げ、SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA1>accessory/SONY/LA-EA1]]
②不遇新世代グループ[α7SIII、ZV-E10II、ZV-E1]
・改造し、ほぼすべてのレンズでAFできる→[[LA-EA4r>accessory/SONY/LA-EA4]]
・SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA3>accessory/SONY/LA-EA3]]
+・APS-Cまたはクロップ運用で費用を下げ、SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA1>accessory/SONY/LA-EA1]]
③新世代グループ[α6600、α7RIV]
・ほぼすべてのレンズでAFできる((α6600はV1.10以上、α7RIVはV1.20以上に更新))→[[LA-EA5>accessory/SONY/LA-EA5]]
・TLMを体感したい(ほぼすべてのレンズでAFできる)→[[LA-EA4>accessory/SONY/LA-EA4]]
・費用を下げ、SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA3>accessory/SONY/LA-EA3]]
・TLMを体感したい(APS-Cまたはクロップ運用で費用を下げ、ほぼすべてのレンズでAFできる)→[[LA-EA2>accessory/SONY/LA-EA2]]
・APS-Cまたはクロップ運用で費用を下げ、SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA1>accessory/SONY/LA-EA1]]
④旧世代グループ
・ほぼすべてのレンズでAFできる→[[LA-EA4>accessory/SONY/LA-EA4]]
・改造しボディの像面位相差/コントラストで、ほぼすべてのレンズでAFできる→[[LA-EA4r>accessory/SONY/LA-EA4]]
・SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA3>accessory/SONY/LA-EA3]]
・APS-Cまたはクロップ運用で費用を下げ、ほぼすべてのレンズでAFできる→[[LA-EA2>accessory/SONY/LA-EA2]]
・APS-Cまたはクロップ運用で費用を下げ、SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA1>accessory/SONY/LA-EA1]]
⑤初期グループ[NEX、α3000、α3500、α5000、α5100、α6000、α7、α7R、α7S、α7SIIなど]
・ほぼすべてのレンズでAFできる→[[LA-EA4>accessory/SONY/LA-EA4]]
・SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA3>accessory/SONY/LA-EA3]]
・APS-Cまたはクロップ運用で費用を下げ、ほぼすべてのレンズでAFできる→[[LA-EA2>accessory/SONY/LA-EA2]]
・APS-Cまたはクロップ運用で費用を下げ、SAM/SSMレンズを活用する→[[LA-EA1>accessory/SONY/LA-EA1]]