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用語集/クイックAFライブビュー の現在との差分

2014-10-25 (土) 21:44:59 の現在との差分(バックアップNo.14)

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 *クイックAFライブビュー
 
-α300、α350から採用したもので、ダハミラーの接眼レンズに通じる絵を専用の
-受像センサーに投影することで背面LCDでのライブビューを可能にしたもの。
+[[α300>body/sony/dslr-a300]]、[[α350>body/sony/dslr-a350]]から採用したもので、ペンタミラーの接眼レンズに向かう絵を
+ミラーの一部を傾けてライブビュー専用の受像センサーに投影することで
+背面LCDでのライブビューを[[Aマウント機>用語集/Aマウント]]で可能にしたもの。
 
-従来からのAFの構造をほとんどそのまま流用できるので素早いAFが可能だが、
-その原理上ペンタプリズムを持つ上位機種では実現できない事とファインダーが
-小さく見辛い物になる事、ライブビュー時の視野率が低くなる(90%程度)事と
-ライブビュー時でもファインダースクリーンがそのまま見える事がデメリット
-として上げられる。
+撮影素子からの画像ではないものの、従来からのAFの構造を殆ど流用
+できるのでライブビュー状態でも素早いAFが可能で、より細かい測光も
+可能になった。
 
-これらデメリットの解消は[[トランスルーセント機>用語集/トランスルーセントミラー]]の登場を待つ事になる。
+その反面、その原理上ペンタプリズムを持つ上位機種では実現できない事と
+ファインダーが小さく見辛い物になる事、ライブビュー時の視野率が低くなる
+(90%程度)事とライブビュー時でもファインダースクリーンがそのまま見える
+ことがデメリットとして上げられる。
+
+当時は[[Eマウント機>用語集/Eマウント]]の登場前だったこともありこれらのデメリットの解消は
+[[トランスルーセントミラー機>用語集/トランスルーセントミラー]]の登場を待つ事になった。同機構を持つ機種が
+電子ファインダーを持った常時ライブビュー機となりAF構造も大きく変わった
+ことから、本機構を持つカメラ本体も終息して行った。