用語集/Steady Shot のバックアップ
2010-02-27 (土) 00:59:08 のバックアップ(No.2)
*Steady Shot ソニー製デジタル一眼レフに搭載されている撮像素子(イメージセンサー)シフト式ボディ内蔵 手振れ補正機構の名称。2008年10月発売のα900以前は「[[Super Steady Shot>用語集/Super Steady Shot]]」と呼称していた。 ボディ内手振れ補正機構の仕組み自体は、α7IIまではミノルタ/コニカミノルタの「[[Anti-Shake>用語集/AS]]」と 同一である。 光学式と異なり撮影素子のみを駆動させるイメージセンサーシフト式では、レンズ側は動かない ため、レンズの設計・製造時に手振れ補正機構の制約を受けないことと、古いレンズでも恩恵を 受けること、ボディ更新で手振れ補正機能も更新されるメリットがある。 しかしその反面、光学ファインダーは手振れ補正されないため、望遠になるほどファインダー像が 安定しないという、ある意味従来通りなデメリットがあったが、[[トランスルーセントミラー>用語集/トランスルーセントミラー]]機の[[α77II>body/sony/ILCA-77M2]]で シャッターボタン半押し時の電子ファインダー/背面LCDへの手振れ補正をようやく実現している。 また、Eマウント機の[[α7II>body/sony/ILCE-7M2]]では従来からの構造を刷新した5軸ボディ内手振れ補正機構を搭載。 [[OSS>用語集/OSS]]レンズではヨー・ピッチ方向はレンズ側、X・Y・ロール方向のブレはボディ側でブレを補正し、 OSS非搭載のレンズやマウントアダプターを介した[[Aマウント>用語集/Aマウント]]レンズでは全てのブレ(一部のものは ヨー・ピッチ・ロール方向の3軸)に対してブレ補正を行うようになる。Aマウント機の[[α99II>body/sony/ILCA-99M2]]も同様の手ブレ補正機構を搭載した。 なお同機の手ブレ補正機構は、ガイドレール上の受像センサーをピエゾ素子で駆動する 従来の方式から、マグネットとコイルを用いて受像センサーを電磁誘導する方式に改め られている。