α-system Spirit Wiki

lens > minolta > single > AF MACRO 50mm F2.8

lens/minolta/single/AF MACRO 50mm F2.8

AF MACRO 50mm F2.8

1985年からある標準マクロレンズで、型番更新後もレンズ構成に変更はない。同New(1993年6月発売)で円形絞りが採用され、同(D)(2001年4月発売)で距離エンコーダ搭載とともにフォーカスリングが太く改善された。

レンズ前玉がすり鉢状の引っ込んだ位置にあるためフードは付属せず、そのまま使える。最短撮影距離20cmまで寄れて1:1の等倍マクロ撮影が可能。ただし1:1の等倍時には鏡筒がかなり延びるため(本体60mm+46mm延長=鏡筒の77%)、見た目はコンパクトながら等倍撮影時にワーキングディスタンスが100mmを切っていることに注意が必要。

描写は豊かなボケ味が綺麗に広がる。絞り開放で他メーカーの標準マクロと比べ周辺光量を落とし気味に設定するなど、マクロレンズらしからぬボケ味にこだわったもので、デジタルAPS-Cで75mm相当の中望遠ポートレートレンズとして使う人も多い。この場合、室内で画角に収まる構図ならば、合焦するワーキングディスタンスをほぼ無制限に使える便利さもある。またマクロレンズゆえに球面収差は極めて小さく、近寄った時にプロポーションの崩れが起こりにくいという特長もある。

スペック (AF MACRO 50mm F2.8)

レンズ枚数 6群7枚
最小絞り 32
フィルタ径 55mm
35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時) 75mm
最短撮影距離 0.2m(1.0倍)
絞り羽根 7枚
フード -
外形寸法(最大径×長さ) 68.5mm×59.5mm
質量 約310g
その他 ダブルフローティング方式

スペック (AF MACRO 50mm F2.8 New)

フィルタ径 55mm
35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時) 75mm
最短撮影距離 0.2m(1.0倍)
絞り羽根 7枚(円形絞り)
フード -
外形寸法(最大径×長さ) 70mm×60mm
質量 約315g
その他 FHB、FRL

スペック (AF MACRO 50mm F2.8 (D))

フィルタ径 55mm
35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時) 75mm
最短撮影距離 0.2m(1.0倍)
絞り羽根 7枚(円形絞り)
フード -
外形寸法(最大径×長さ) 71.5mm×60mm
質量 約295g
その他 ADI調光対応、FHB、FRL、AF時フォーカスリング非回転

外部リンク

作例

  1. NEW f5.6 ISO200(αSweet DIGITAL)
  2. D f4(α-7 DIGITAL)
  3. D f3.5(α-7 DIGITAL)
  4. D f2.8 (αSweetD)
  5. f2.8 (α100)
  6. f2.8 (α100)
  7. f2.8 (α100)
  8. D f2.8(室内 α-7 DIGITAL)

コメント

とみぃ 2006-06-21 22:13:04
Dタイプではなく、NEWを使用しています。ボケが綺麗な絞り開放専用ポートレートレンズは、非常に使いやすいです。
D 2011-11-28 16:20:01
デジタル撮影のみの経験しかありませんが、物撮りなどで絞り込む際にフレアスポットがかなりの確率で出ます。
TrackBack more...