MINOLTAのレンズスピリッツ のバックアップ
2008-05-22 (木) 12:43:16 のバックアップ(No.1)
レンズの性能を表す数値として解像度やMTF曲線、収差などと言う言葉をよく耳にする。 これは科学的・物理的な言葉でありレンズの全てをこのような言葉で表せないのが面白いところである。 いわゆる「味」と言われるモノだが、これは感覚的な世界に介在する。 コンピューターの設計通りに作ってもこの「味」は出てこない。 レンズの描写力はコンピューターや設計だけが作り出すものではなく設計者の情熱と感性が大きく左右する。 設計者に強い情熱がなければ味のあるレンズは生まれない。 例えて言えばスピードが出てもドライビングフィールがつまらない車のようである。 ミノルタのαレンズには単なるスペックだけでなくカタログにも書き表せない奥深い性能が秘められている。 それは実際に撮影して初めて感じる事の出来るものである。