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lens/minolta/std/AF24-85mmF3.5-4.5 のバックアップ

2009-03-31 (火) 16:38:37 のバックアップ(No.13)


AF24-85mmF3.5-4.5

1993年に発売された広角-中望遠ズームレンズで比較的新しい部類に入る。

1997年にNew化され円形絞りが採用された。

平凡な描写ながら広角から中望遠まで質感の変化しない落ち着いた画質で撮れる。

ボケ味もほどほど出るが、F2.8クラスのものが期待できないかわりに

被写界深度が適度に保たれているので、AFが迷ったりハズレるということが少ない。

逆光でもホワイトバランスが安定しており、何を撮っても破綻しない常用レンズになる。

ただし最短撮影距離50cm、倍率1:5.88なので、最近のレンズのようにマクロとしては使えない。

デジタルAPS-Cでは50mm付近で最大になるコマ収差が気にならないという利点がある。

2000年には望遠側を105mmに延ばして(D)化された24-105/3.5-4.5(D)が発売され

ミノルタが開発を手がけた標準ズームとしては最後までカタログに残った。

スペック

AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5
レンズ構成 12群14枚
35mm判換算焦点距離 36~127.5mm
絞り羽根 7枚
最小絞り F22-27
最短撮影距離 0.5m
最大撮影倍率 0.17倍
フィルター径 62mm
フード 花形バヨネット式
大きさ(最大径×長さ) φ73×73mm
質量 約415g
定価 ¥52,000
AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 New
レンズ構成 12群14枚
35mm判換算焦点距離 36~127.5mm
絞り羽根 7枚(円形絞り)
最小絞り F22-27
最短撮影距離 0.5m
最大撮影倍率 0.17倍
フィルター径 62mm
フード 花形バヨネット式
大きさ(最大径×長さ) φ74×73mm
質量 約415g
定価 ¥54,000

作例

コメント

Takashi 2007-04-14 22:33:06
デジでは28-105用のフードを使うと遮光性がよいようです。
gochi-zoh 2009-03-31 16:38:37
大変素性のいい光学系で好感が持てますが、結構アライメントの狂いにシビアなようで、中古ばかりとなった今では「当たり」の玉を捜すのに苦労します。

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