lens/minolta/single/STF135mmF2.8(T4.5) のバックアップ
2006-03-08 (水) 23:47:53 のバックアップ(No.22)
■ STF135mm F2.8 [T4.5]
ボケ味は世界最高とも評される、ミノルタを代表する神レンズの1つ。
ボケの描写を従来と異なる描写とするためにアポタイゼーションフィルターが組み込まれている。
ボケは水彩画のような柔らかく、まるで輪郭を溶かしたような描写になる。ポートレイトレンズとしても好まれるが、2線ぼけにならないため、紅葉や桜、梅などネイチャー写真でも好んで使うユーザも少なくない。
合焦部はまるでマクロレンズのようなシャープな描写となる。最大撮影倍率も1/4とマクロレンズではないレンズとしては大きく撮れる。
アポタイゼーションフィルターで光量が落ち、光学設計的には開放でF2.8の光量を持つが、実効光量はF4.5相当になる。そのため[T4.5]という表記がされている(T表示は動画レンズで一般的な表記)。口径蝕が発生しない。
αレンズでありながらAFは利用できず、デジタルで利用すると中途半端に長い焦点距離となるため、性能を引き出すには使用者の腕が要求されるレンズでもある。