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lens/minolta/single/AF50mmF2.8 Macro のバックアップ

2006-03-20 (月) 01:17:27 のバックアップ(No.13)


AF50mmF2.8Macro(D)

1985年からある標準マクロレンズで、型番更新後もレンズ構成に変更はない。

Newで円形絞りが採用され、(D)で距離エンコーダ搭載と共にフォーカスリングが太く改善された。

レンズ前玉がすり鉢状の引っ込んだ位置にあるため、フードは付かずそのまま使える。

最短撮影距離20cmまで寄れて1:1の等倍マクロ撮影が可能。

ただし1:1の等倍時には鏡筒がかなり延びるため(本体60mm+46mm延長=鏡筒の77%)、

等倍撮影時にワーキングディスタンスが100mmを切っていることに注意が必要。

描写はかなり被写界深度を浅く抑えてあり、短い焦点距離ながらボケ味が綺麗に広がる。

F8以降でシャープな写りになるのは、他の標準レンズと同じである。

絞り開放での写りのシャープさはAF50mmF1.7のほうが見かけ上勝っている感もあるが、

ポートレートで使った場合、全体に繊細な描写の散りばめられた画質が得られるため、

周辺解像度を落としてボケ味を演出したレンズとは異なり、全体に正視したような描写になる。

AF100mmF2.8Macro(D)に比べボケ味、シャープさ共に引け目を感じるが

デジタルAPS-Cで75mm相当の中望遠ポートレートレンズとして使う人も多い。

またデジタルでは等倍時のワーキングディスタンスが緩和される点も使いやすさに繋がる。

フィルタ径:55mm 絞り羽根:7枚 フードなし

作例

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