α-system Spirit Wiki

lens > sony > std > Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM

lens/sony/std/Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM のバックアップ差分

2008-02-20 (水) 20:55:23 の1つ前との差分(バックアップNo.19と20の差分)

追加された行はこの色になります。

削除された行はこの色になります。

 *Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM
 
 2008年2月1日発表。いわゆる「2.8通しズーム」。2008年2月15日発売。
 
-標準ズームレンズとしては巨大で、Sonnar T* 135mm F1.8 ZAとほぼ同じ大きさ・重量となっている。
+標準ズームレンズとしては巨大で、Sonnar T* 135mm F1.8 ZAとほぼ同じ大きさ・重量となっている。ピントがきている部分は解像感が高く、またボケ味は中心を残し周辺がにじむように写る描写。F値が異なるもののVario-Sonnar T*DT 16-80mm F3.5-4.5 ZAに近いボケ味という印象である。レンズー被写体ー背景の関係にもよるが概ね何が写っているかある程度判断できるボケが得意で、この点、F値の小さいPlanar T*85mm F1.4 ZAやSonnar T* 135mm F1.8 ZAおよび135mm F2.8 [T4.5] STFが距離によっては判断不能なボケを簡単に演出できるのとは対照的でありSonyとしては描写の住み分けを考えているだろう。
+ポートレートではズームの強みによる機動性は勿論、ワイ端でも歪曲はあまり目立たず自然な描写でテレ端はF2.8の中望遠になるので非常に扱いやすい。尚、中間の50mm領域や40mm領域でも解像感にさほど変化はない印象。特に背景を生かしたカットでは綺麗ではあるがある程度判断できる(説明的な)アウトフォーカスになるので、メインの被写体を強調しつつ背景を整理しながら背景を生かすという二律背反した描写が可能である。周辺減光はそれ程目立たない。
+ただし大口径レンズの宿命で太陽などの強い光源が直接レンズに入ると若干フレアが発生するので注意が必要。この場合も写りがソフトになるので「レンズの味」としての解釈も可能である。
 
 **スペック
 |フィルタ径|77mm|
 |35mm判換算焦点距離|36-105mm|
 |最短撮影距離|34cm(0.25倍)|
 |絞り羽根|9枚(円形絞り)|
 |外形寸法(最大径×長さ)|83mm×111mm|
 |質量|約955g|
 |希望小売価格|252,000円|
 |その他|ADI調光対応、FHB、SSM|
 
 **作例
 -[[α Photographyで作例を表示>http://upload.a-system.net/photo/list/lens_id/48]]
 -[[ポートレート α700 絞り開放 SS=1/60 ISO200 CS3でリサイズのみ>http://blogs.yahoo.co.jp/tetrodotoxin_a_k_a_ttx/GALLERY/show_image_v2.html?id=http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/5a/00/tetrodotoxin_a_k_a_ttx/folder/300460/img_300460_21237059_0?1203181836]]
 
 
 **外部リンク
 -[[ソニーのレンズ紹介ページ>http://www.ecat.sony.co.jp/dslr/lens/lens.cfm?PD=30724]]
 -[[プレスリリース>http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200802/08-0201C/]]
 
 **コメント
 #comment