用語集/STF のバックアップ差分
2014-05-28 (水) 14:43:51 の1つ前との差分(バックアップNo.2と3の差分)
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*STF スムース・トランス・フォーカスの略で、アポダイゼーション光学エレメントにより 前ボケ/後ボケを問わず、なめらかで理想的なボケ味を得られる。 これによりピントの来ている面のキレのある描写・被写界深度外のなめらかな ボケ味を演出することができる。 欠点として前述の光学エレメントにより実際にレンズを通過する光の量が 減少する点があり、Tナンバー併記(数値はF値と互換性あり)で実際の レンズの明るさを表している。 -135mm F2.8 (T4.5) STFの場合、絞り優先やプログラムなどのAEでも撮影が -可能な作りだがSTFの効果が得られるのは絞り開放から1段分のようで、 -その間については実絞りになるが手動での絞り操作が可能になっている。 +135mm F2.8 (T4.5) STFの場合、絞り優先やプログラムなどのAEでも撮影 +可能な作りだが、STFの効果が得られるのは絞り開放から1段分のようで、 +その間については実絞りになるが、手動による完全円形の絞りの操作も +可能な造りになっている。 単焦点レンズでも安価なズームレンズ並の明るさで、実絞り状態では更に 暗くなる。それなのにピントの合う範囲はF値通りのため光学ファインダーの 一眼レフ機では苦労させられるが、表示内容に実際の露出結果を反映し、 部分拡大やピーキング表示も可能なEVFではあまり気にならない。 また被写体のエッジが出なくなるため位相差AFが出来なくなる。既存の STFレンズがマニュアルフォーカス専用なのもそのためである。