lens/minolta/std/AF24-85mmF3.5-4.5 のバックアップ
2009-12-27 (日) 20:44:44 のバックアップ(No.11)
■ AF24-85mmF3.5-4.5
1993年に発売された広角-中望遠ズームレンズで比較的新しい部類に入る。
1997年にNew化され円形絞りが採用された。
平凡な描写ながら広角から中望遠まで質感の変化しない落ち着いた画質で撮れる。
ボケ味もほどほど出るが、F2.8クラスのものが期待できないかわりに
被写界深度が適度に保たれているので、AFが迷ったりハズレるということが少ない。
逆光でもホワイトバランスが安定しており、何を撮っても破綻しない常用レンズになる。
ただし最短撮影距離50cm、倍率1:5.88なので、最近のレンズのようにマクロとしては使えない。
デジタルAPS-Cでは50mm付近で最大になるコマ収差が気にならないという利点がある。
2000年には望遠側を105mmに延ばして(D)化された24-105/3.5-4.5(D)が発売され
ミノルタが開発を手がけた標準ズームとしては最後までカタログに残った。
スペック
- AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5
レンズ構成 12群14枚 35mm判換算焦点距離 36~127.5mm 絞り羽根 7枚 最小絞り F22-27 最短撮影距離 0.5m 最大撮影倍率 0.17倍 フィルター径 62mm フード 花形バヨネット式 大きさ(最大径×長さ) φ73×73mm 質量 約415g 定価 ¥52,000
- AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 New
レンズ構成 12群14枚 35mm判換算焦点距離 36~127.5mm 絞り羽根 7枚(円形絞り) 最小絞り F22-27 最短撮影距離 0.5m 最大撮影倍率 0.17倍 フィルター径 62mm フード 花形バヨネット式 大きさ(最大径×長さ) φ74×73mm 質量 約415g 定価 ¥54,000
作例
- 太陽光の入った風景 24mm (α Sweet DIGITAL)
- 日陰とのコントラスト 85mm (α Sweet DIGITAL)
- 30mm f6.3 安定感抜群の描写
- ワイド端 f6.3 APS-C判で周辺まで安定高解像