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 *αSweet DIGITAL
 
 α-7 DIGITAL発売翌年の2005年夏に発売されたファミリー向けカメラボディ。これがコニカミノルタで開発された最後の一眼レフボディとなった。
 
-α-7 DIGITALとの違いは、ファインダー部のペンタプリズムをペンタミラーに簡略化した他、電子部品のモジュール集積化などを行い軽量化とコストダウンを図った。[[アンチシェイク>用語集/AS]]の搭載やAPS-CサイズのCCD、シャッター部のミラー(銀蒸着)などに変更はない。今までに登場した全てのαレンズに対応している(一部アンチシェイクに対応していないレンズあり)。
+α-7 DIGITALとの違いは、ファインダー部のペンタプリズムをペンタミラーに簡略化した他、電子部品のモジュール集積化などを行い軽量化とコストダウンを図った。[[アンチシェイク>用語集/AS]]の搭載やAPS-CサイズのCCD、シャッター部のミラー(銀蒸着)などに変更はない。
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 α-7 DIGITALで行なわれたファームウェアによる性能改善はすでに適用されている他、ファミリー向けに各種撮影モードが装備されている。α-7 DIGITALで用意された各種カスタムサービスはない。またボディにプラスチックを多用したせいかシャッター音が大きいなどの意見もきかれる。
 
 本機の開発はα-7 DIGITALの開発時期からすでに水面下で行われており、ファミリー向けとは言いながらも基本性能を落とさないミノルタ時代からの伝統もあってか、ファインダー性能や設定の追い込みなどにこだわらないユーザーには、両者の性能はほぼ同じと見えても仕方ないところがある。そのためレンズによる描写性能の依存度が高く、本機においてさえGレンズを装着することで描写性能は格段に良くなる。
 この理由のためか、2006年1月の撤退発表時以降に起きたαレンズ争奪戦にほとんどのαSweet DIGITALユーザーが参戦してたことは記憶に新しいところである。これに撤退発表後に格安に投げ売りされたボディを購入したユーザーも加わりさらに白熱した感もある。手振れ防止機能付きデジタル一眼レフというミノルタらしいお手軽さがウケた最終機であった。この状況から事業を引き継いだソニーがどのような戦略に出るかは楽しみなところである。
 
 **リコール情報
 2007年2月に「カメラを長期使用しない状態で保管した後の最初の撮影時に、ファインダー内にErr表示が出て、撮影した画像が真っ暗、または、濃い青色の画像となる」という不具合がメーカーより公表された。本不具合が生じた場合は、保証期間が過ぎていても無償修理の対象となる。問い合わせ先等は下記ページを参照。
 
 「α-7 DIGITAL、αSweet DIGITALをご購入いただいたお客様へ(コニカミノルタ)」
 http://ca.konicaminolta.jp/information/important/alpha/