用語集/Xi のバックアップ
2014-06-20 (金) 13:17:15 のバックアップ(No.35)
■ Xi
ミノルタのフィルムカメラ時代にフルオートを目指して開発されたもの。
ボディ側ではカメラを構えたときには測距動作が完了しているアイスタートAFや、
グリップを握ったことを検知するグリップセンサーなどが登場し、レンズ側では
人物像などから最適「と思われる」画角に自動的に電動でズームするXiレンズが
登場。メーカーはこれらを通して「ゼロタイムオート」を謳っていた。
しかし一眼レフ機を買うような購入層はそこまでのフルオートは欲しておらず、
ボディ・レンズともに手動操作がし辛い仕様(ボディでは殆どの機能がメニューで
呼び出す方式で、マニュアルフォーカスすらズームリングを引いて電動で行う=
フォーカスリングが無い)だったため、市場にはあまり受け入れられなかった。
いづれもフルオートを目指して開発されたものだが、後年は操作系が
判りやすく改められたり、Xiレンズで開発されたものが非Xi化されたり、
アイスタートAF用のセンサー配置がデジタルボディのファインダー/
LCDの切替えに使われたりしている。
※ちなみにデジカメにDimage Xiというのも存在するが、それとは関係無い。