accessory/SONY/LA-EA5 の現在との差分
2021-01-18 (月) 15:06:31 の現在との差分(バックアップNo.6)
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*LA-EA5 [[Aマウント>用語集/Aマウント]]レンズをEマウント機へ取り付けるためのソニー純正 マウント変換アダプタ。 これまでにAPC-Sボディ用のEA1~EA2、フルサイズボディ用の EA3~EA4が登場しており、奇数番はマウントと電子接点のみの 変換を行う仕様で、偶数番は更に[[TLM>用語集/トランスルーセントミラー]]内蔵でボディモーター駆動 レンズでのAF対応も加えた仕様だった。 -前者はほぼマウントを延長のみの形状でコンパクト、モーター内蔵 -レンズでは像面位相差AFもしくはコントラストAFで動作するが、 -ボディモーター駆動レンズはAF動作不可。 -後者はボディモーター駆動レンズもAF可能だが、アダプタ内蔵の古い -世代のTLM専用位相差AF(15点)でのみ動作するため、カメラの -像面位相差AFがどんなに刷新されても活用できず、加えてTLMや -駆動部分が嵩張りEマウント機のコンパクトさを大きく損なうという -欠点があった。 +奇数番はほぼマウントを延長のみの形状でコンパクト、モーター内蔵 +レンズでは像面位相差もしくはコントラストでAF動作するが、ボディ +モーター駆動レンズではAF不可。偶数番ではボディモーター駆動の +レンズもAF可能だが、アダプタ内蔵の古い世代のTLM専用位相差AF((α55世代と同一の15点測距)) +でのみ動作するためカメラの像面位相差AFがどんなに刷新されても +活用できず、TLMや駆動部分が嵩張りEマウント機のコンパクトさを +大きく損なうという欠点があった。 本アダプタは奇数番の容積を保ったままボディモーターレンズ用の 駆動部を内蔵。AFはカメラ本体の像面位相差AFで行うよう奇数番と 偶数番の良いとこ取りという仕様になった。 -[[α99II>body/sony/ILCA-99M2]]と比較すると、ボディモーター駆動レンズでの駆動速度や -細かい部分のレスポンスは流石にAマウントのネイティブ機かつ -専用位相差AFを持ちクロス測距も可能な分、α99IIに部があるが、 -[[α7R IV>body/sony/ILCE-7RM4]]との組み合わせではミノルタ時代の古いレンズや他社製 -レンズなど、ハイブリッド位相差AFが作動しないレンズ((専用位相差AFのみの動作となり、ハイブリッドAF対応時の79点より一回り狭い中央寄り61点がAF範囲となる。))でも -全ての像面位相差AFが使用可能(([[Reflex 500mmF8>lens/sony/single/500mm F8 Reflex]]のような元々がレンズ側制約で中央のみAF可能なものは同仕様だが、α7R4+EA5の場合、中央付近の3x3がAF範囲となる))で、AF追従10コマ/秒の連写や +[[α7R IV>body/sony/ILCE-7RM4]]との組み合わせでは、ミノルタ時代の古い世代や他社製 +レンズのような、[[α99II>body/sony/ILCA-99M2]]のハイブリッド位相差AFが作動しないもの((専用位相差AFのみの動作となり、ハイブリッドAF対応時の79点より一回り狭い中央寄り61点がAF範囲となる。)) +でも全て像面位相差AFが使用可能(([[Reflex 500mmF8>lens/sony/single/500mm F8 Reflex]]のような元々がレンズ側制約で中央のみAF可能なものは同仕様だが、α7R4+EA5の場合、中央付近の3x3がAF範囲となる))で、AF追従10コマ/秒の連写や 瞳AFやロックオンAFも使用可能と、α7R IV相当の利便性を 得ることができる。またSSMなどのレンズ内蔵モーターでは -ほぼ遜色のない駆動速度とレスポンスを実現している。 +ほぼ遜色のない駆動速度とレスポンスを実現している。ただし +α99IIに比べるとボディモーター駆動レンズでの駆動速度や +細かい部分のレスポンスでは、流石にAマウントのネイティブ機かつ +専用位相差AFを持ちクロス測距も可能な分、α99IIに部がある。 + +[[α7R V>body/sony/ILCE-7RM5]]との組み合わせではソニー純正のみならず、ミノルタ時代の +古い世代のボディモーターレンズや他社製レンズとの組合わせでも +初期反応やレスポンス・動体追従性能などほぼ全ての面でα99IIを +凌駕し、同機に搭載されたAiによる被写体認識も動作する。 + なおフル機能対応はα1とα7 IV、α7R IV、α6600など機種毎に 異なり、旧機種などでは従来の奇数番アダプタと同仕様の動作と なるので対応状況は要確認。 2022年2月をもってAマウント仕様ボディ・レンズともに生産終了 となったので、本アダプタ+Eマウントボディが実質的なAマウント 活用の後継環境でもある。