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AF24-50mmF4

全画角でF4通しで、広角側24mmを達成しながらも口径55Φとコンパクトなズームレンズ。

AF可能な最短撮影距離が全画角で35cmと、ミノルタ純正ズームとしては珍しくかなり寄れる。

Newが付くタイプもあるが相違点は外観デザインの変更のみでインターナルフォーカスや円形絞りなどは採用されていない。

描写はズームとしては解像感・発色ともにそこそこ良く*1、逆光にも強くボケ描写も割と良い。

αデジタルで使用すれば36-75mmと標準的な画角になり、前述の通り被写体にもかなり寄れるので

テレ側の焦点距離を求めなければスナップ用途+即席マクロも可能と、描写が良いのも含め使い勝手は良い。

ただ、フォーカス動作で前群レンズ部分が鏡筒ごと回る昔ながらの構造の世代のためか、動く被写体の

追従が苦手で、α99IIのAF性能をもってしても全く被写体を追従できない点は注意。

スペック

AF ZOOM 24-50mm F4
レンズ構成 7群7枚
35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時) 36~75mm
絞り羽根 7枚
最小絞り F22
最短撮影距離 0.35m
最大撮影倍率 0.18倍
フィルター径 55mm
フード 丸形スナップ式
大きさ(最大径×長さ) φ69×60mm
質量 約295g
定価 ¥51,000
AF ZOOM 24-50mm F4 New
レンズ構成 7群7枚
35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時) 36~75mm
絞り羽根 7枚
最小絞り F22
最短撮影距離 0.35m
最大撮影倍率 0.18倍
フィルター径 55mm
フード 丸形スナップ式
大きさ(最大径×長さ) φ69×60mm
質量 約285g
付属品 フード
定価 ¥47,000

外部リンク

作例

コメント

和春 2008-11-03 08:42:54
カメラ屋に置いてあった古いムック本によると、画角変化に対応し可動するフレアカッターが搭載されているそうです
*1: 絞り開放から整った画質の現代のレンズと比較すると、特にフルサイズでは周辺部分の解像・諸収差が厳しいと思われる
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