反射レンズ の変更点
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-反射レンズは別名「ミラーレンズ」と呼ばれる。鏡(ミラー)の反射を利用して光を集めるレンズである。 -そのために通常のガラスレンズを使ったレンズで発生する画質低下の原因となる色収差が基本的に発生しない。 -そのために大変シャープな画像を得ることが可能になる。 -また非常にシンプルでコンパクトな構造にできるなどメリットの多いレンズである。 -ただ唯一の欠点はオートフォーカスが効かない事である。 -通常のオートフォーカスはレンズのF6.7より内側の光に反応する。 -なので通常の反射望遠レンズはF8以上と暗くオートフォーカスが作動しない。 -ところがミノルタはこれをよしとしなかった。 -主鏡と副鏡の構成を見直して最初の反射をする主鏡の集光力を大きくして -オートフォーカスに必要な光束を2カ所にまとめてその箇所だけ明るくするアイデアによってオートフォーカスを可能にした。 -このようなレンズは発売以来数十年経った今でもミノルタだけである。 -また反射レンズはボケがリング状になるので水面のキラめきをバックに水鳥をとると水鳥の周りをリング状のボケが無数に取り囲む独特の雰囲気が得られる。 - -ミノルタのAF500mmF8 REFREXには研究者たちのこだわりの賜物である。