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lens/minolta/single/AF 20mm F2.8 のバックアップ

2010-08-13 (金) 16:27:13 のバックアップ(No.1)

*AF 20mm F2.8

αレンズ創生期からある単焦点レンズで20mm、24mm、28mmでF2.8の大口径レンズを揃えていた。αレンズの場合、標準ズームに24mm、28mmの広角域を取り入れることを初期から行っていたが、その意味でαレンズのなかでの広角単焦点レンズの扱いは比較的マイナーなものになりがちだったということがわかる。ただ20mmをズーム域に含むことはAF17-35mmF3.5Gまで行われなかったため、αレンズのなかでも広角らしい広角レンズのようにみえる。

ただミノルタの広角レンズ群にはいくつかの利点があった。

+非球面レンズを積極的に取り入れることで重量を195g~285gに抑えてある。
+明るいF値を活かした暗照明の室内撮りとかに適している。
+最小焦点距離が25~30cmとかなり短く広角マクロが可能である。

以上の特長は極最近にいたるまでズームレンズでは得られないものであった。

現在の広角レンズの需要が逼迫しているのは、主にデジタルAPS-Cサイズのトリミングによるもので、デジタル一眼レフの発売の遅れたミノルタにとってレンズ開発も後手に回ったまま終了したというのが実際であった。
そのためか「αSweet DIGITAL完全ガイド」の開発者インタビューにもあるように広角側のGレンズを望む声が多い。

**スペック (AF 20mm F2.8)
|レンズ構成|9群10枚|
|35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時)|30mm|
|絞り羽根|7枚|
|最小絞り|F22|
|最短撮影距離|0.25m|
|最大撮影倍率|0.13倍| 
|フィルター径|72mm|
|フード|花形バヨネット式|
|大きさ(最大径×長さ)|φ77.5×53.5mm| 
|質量|約285g|

**スペック (AF 20mm F2.8 New)
|レンズ構成|9群10枚|
|35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時)|30mm|
|絞り羽根|7枚(円形絞り)|
|最小絞り|F22|
|最短撮影距離|0.25m|
|最大撮影倍率|0.13倍| 
|フィルター径|72mm|
|フード|花形バヨネット式|
|大きさ(最大径×長さ)|φ78×53.5mm| 
|質量|約285g|
|定価|¥69,000|

**外部リンク
-[[ケンコー コニカミノルタ交換レンズ情報: AF20mm F2.8>http://www.kenko-tokina.co.jp/konicaminolta/support/compatible/lens/20f28.html]]
-[[ケンコー コニカミノルタ交換レンズ情報: AF 20mm F2.8 New>http://www.kenko-tokina.co.jp/konicaminolta/support/compatible/lens/20f28_n.html]]

**作例
-[[α Photographyで作例を表示>http://upload.a-system.net/photo/list/lens_id/25791]]
-[[作例(f8.0)>http://static.flickr.com/40/106768614_b031435086_o.jpg]]
-[[最短近辺(f9.0)>http://static.flickr.com/52/117562400_9b9b44159c_o.jpg]]
-[[コマフレアが発生する。左上 (f9.0)>http://static.flickr.com/53/117926373_55411a3c1d_o.jpg]]

**コメント
:[[T_Sato>UserPage/T_Sato]] &size(80%){2006-04-06 22:43:18}: 20mmはα始めて1年半後に出たレンズです。F2.8もごく普通の口径で大口径というワケではないです。あと、20/24/28の単焦点組は非球面レンズ使ってないです。
:[[とみぃ>UserPage/とみぃ]] &size(80%){2006-06-21 22:01:23}: ですね。非球面使ってないけど良いレンズです。NEWになって、ボディや絞りの形状とレンズコーティングが変更になってます。Digitalだと旧からNEWで写りも変わりました♪