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body/1st/α7000 のバックアップ

2007-06-08 (金) 16:57:07 のバックアップ(No.4)

*α-7000

Nikon F による一眼レフの地位確立、Canon AE-1 による一眼レフカメラの電子化・量産化技術向上と大幅なコストダウン(AE-1ショック)に続く時代を動かす大事件となったのがα-7000の登場である。

α以前からAF一眼レフカメラは各社で検討されており、実際に製品化された機種も存在したが、それはあくまでも既存のシステムの亜流に過ぎなかった。自動化・AF化のために新マウントを作り、一気にシステム丸ごとを市場に投入したのはαが最初である。また、システム全体にミノルタの持ちうる技術の全てを詰め込んだ先進的なシステムであったからこそ市場に受け入れられたと言える。

α-7000はミノルタ初のAF一眼レフボディであり、さらにX-1motor以来の1/2000sシャッター、ミノルタ初のワインダー内蔵(SR-MやX-1motorはモードラ一体型に過ぎない)で巻き戻しも自動など、開発側のハードルはかなり高かったと思われるが、非常にコンパクトなボディにまとめられたのは驚異的でもあった。

しかし、ここで得た大きなアドバンテージは、Nikon、Canonの激しい追い上げと、xiシリーズへの迷走、αで得た収益のほとんどを吐き出すことになる米ハネウェル社の訴訟などで失っていく事になる。

**外部リンク
-[[ケンコー コニカミノルタ製品アフターサービス:Camera History 1985「ミノルタα-7000」>http://www.kenko-tokina.co.jp/konicaminolta/history/minolta/1980/1985.html]]

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