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lens/minolta/tele/AF70-210mmF4 のバックアップ

2008-10-31 (金) 21:26:35 のバックアップ(No.19)


AF70-210mmF4

1985年のα創生期に出されたレンズ。後に出されたF値3.5-4.5、4.5-5.6は軽量化&コクトダウンされた別物。AF75-300mmと比べても重くて長い鏡筒*1だが、F4通しで使えズーム時に鏡筒の長さがあまり変わらない設計がされている。そのため従来の評価では、新しいF4.5-5.6のほうが軽くてそこそこ写りも良い望遠ズームとして好意的に受け止められていた。

ディスコンとなって10年以上も経つ古いレンズだが、α-7Dのムック本で紹介され再び注目を浴びた。もともと初期のαレンズはレンズ周辺部の収差や解像度が落ちる設計がされているが、デジタルAPS-Cで使った場合はこの欠点が見えにくくなる。このレンズでも絞り開放からシャープな写りをみせるうえ、35mm換算でテレ端315mmをF4通しで使えるというお徳用レンズに生まれ変わった。

レンズ構成 9群12枚
最小絞り F32
最短撮影距離 1.1m
最大撮影倍率 0.26倍
フィルター径 55mm
大きさ・質量 φ72.5×152mm, 695g

作例

コメント

T_Sato 2007-06-12 16:17:49
ズーミング時の全長は”まったく”変わりません。フォーカシング時のみ前玉を繰り出します。また、周辺で画質が落ちるのは意図的にやってる訳ではなく、普通に作ればどうしてもそうなります。これは別にミノルタに限った訳ではなく、他社のレンズも普通にそういう特性になっていますし、ミノルタが極端という事例も見たことがないです。周辺まで画質をほとんど落とさないレンズは”神レンズ”と呼ばれるごく一部の高性能レンズだけでしょう。(例:300/F2.8 SSM)
A Davidson 2008-01-02 22:07:25
T_Satoの言うとおりです,
SAL70210 2008-10-31 21:26:35

初期のαレンズはレンズ周辺部の収差や解像度が落ちる設計がされている

名前

*1: 通称茶筒