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lens/minolta/tele/AF70-210mmF4 のバックアップ

2011-11-18 (金) 09:01:04 のバックアップ(No.11)


AF70-210mmF4

1985年のα創生期に出されたレンズ。後に出されたF値3.5-4.5、4.5-5.6は軽量化&コクトダウンされた別物。AF75-300mmと比べても重くて長い鏡筒*1だが、F4通しで使えズーム時に鏡筒の長さがあまり変わらない設計がされている。そのため従来の評価では、新しいF4.5-5.6のほうが軽くてそこそこ写りも良い望遠ズームとして好意的に受け止められていた。

ディスコンとなって10年以上も経つ古いレンズだが、α-7Dのムック本で紹介され再び注目を浴びた。もともと初期のαレンズはレンズ周辺部の収差や解像度が落ちる設計がされているが、デジタルAPS-Cで使った場合はこの欠点が見えにくくなる。このレンズでも絞り開放からシャープな写りをみせるうえ、35mm換算でテレ端315mmをF4通しで使えるというお徳用レンズに生まれ変わった。

スペック

レンズ構成 9群12枚
35mm判換算焦点距離(APS-Cボディ使用時) 105~315mm
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り F32
最短撮影距離 1.1m
最大撮影倍率 0.26倍
フィルター径 55mm
フード 丸形スナップ式
大きさ・質量 φ72.5×152mm, 695g
その他 インナーズーム
定価 \62,000

外部リンク

作例

コメント

T_Sato 2007-06-12 16:17:49
ズーミング時の全長は”まったく”変わりません。フォーカシング時のみ前玉を繰り出します。また、周辺で画質が落ちるのは意図的にやってる訳ではなく、普通に作ればどうしてもそうなります。これは別にミノルタに限った訳ではなく、他社のレンズも普通にそういう特性になっていますし、ミノルタが極端という事例も見たことがないです。周辺まで画質をほとんど落とさないレンズは”神レンズ”と呼ばれるごく一部の高性能レンズだけでしょう。(例:300/F2.8 SSM)
A Davidson 2008-01-02 22:07:25
T_Satoの言うとおりです,
SAL70210 2008-10-31 21:29:53
初期のαレンズはレンズ周辺部の収差や解像度が落ちる設計がされている>こういう記述は、ソースを明示しないと根拠として成立しません。憶測や思い込みで記述しない方がいいかと。
トラッチ 2009-01-14 19:08:02
α700で使用しました。色収差をほとんど感じませんし、解像感もよいと思います。点光源は口径食の影響がありますし、絞りの影響でF4.5より絞った場合はカクカクしたものになってしまいます。後は、でかいのがやや難点でしょうか?
トラッチ 2009-01-14 19:19:20
↑すみません。点光源はボケの話でした。私のおつむのほうがボケてました。
ハオハオ 2009-12-16 21:51:53
とても良いレンズだと思います。α700で使ってビックリしました。

名前

*1: 通称茶筒