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lens/minolta/tele/AF70-200mmF2.8G(D)SSM のバックアップ

2006-03-27 (月) 16:52:01 のバックアップ(No.10)


AF70-200mmF2.8G(D)SSM

超音波モーター(SSM)を搭載。光学系は一新され、最短撮影距離が1.2mと短くなった。純正のテレコンが使えるのも良くなったところ。三脚座も取り外し可能。

開放からシャープでそれでいてミノルタらしい柔らかい描写が楽しめる。ちなみに単焦点とズームのボケ味の比較をする記事で結構引っ張り出されるレンズでもある。ミノルタのGレンズは、初期の解像度重視から徐々にボケ味の階調表現に傾く方向性があり、このレンズはそうしたボケ味の芸術性をズームレンズで極めた到達点でもある。望遠で狭い被写界深度であるにも関わらず、合焦付近から徐々に広がるボケ味の階調表現が実に自然で、解像度は高くても張り付いたようにならない暖かみのある立体的な描写が得られる。

SSMによりAFは静かで精度も向上。AFモードで合焦しなくても、ピントリングを操作すればそのままマニュアルフォーカスに移行できるDMFが使えて便利。レンズ左側面にフォーカスモードスイッチ(AF/MF)、DMFモード切替スイッチ、フォーカスレンジ切り替えスイッチが備えてあり、フォーカスモードの切り替えの操作性はよい。フードもPLフィルター装着時に操作できるよう窓があけてあり工夫がみられる。特注カスタムでレンズフードを白く塗装したユーザが極稀にいる。

作例

  1. 200mm f4 Hi200(α Sweet DIGITAL)
  2. 200mm f2.8(α-7 Digital) 三脚・レリーズ使用

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