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lens/minolta/single/AF300mm F2.8G(D) SSM のバックアップ

2006-04-16 (日) 02:18:09 のバックアップ(No.8)


AF300mm F2.8G(D)SSM

2003年5月にAF70-200mmF2.8G(D)SSMとともに発売されたSSMレンズ。単焦点望遠レンズとしては他社に比べても比較的設計も新しく*1、又、最短撮影距離もクラス最短レベル*2の2mである。旧モデルであるHS 300mm F2.8が普通のサンニッパ(=ミノルタの最高峰)ならば、こちらは怒涛の神レンズ。「旧モデルとは別物」という進化の大きさを評価する声もある。

写りは絞り開放からMTF曲線天井張り付き状態で、合焦部分の抜群の解像度および解像感のすごさ、アウトフォーカスの部分のとろけるボケ味(勿論円形絞りを採用)の二つを同時に描写できるレンズである。

レンズ左側に、DMF切り替えスイッチ、フォーカスモード・スイッチ、プリフォーカス・スイッチ(置きピンで合焦した時にアラームで知らせてくれる)、フォーカスレンジ切り替えスイッチなど多彩なフォーカスの設定が可能である。フォーカスフォールドボタンも3箇所についていて操作に便利。取り外し可能な三脚座で、三脚に固定したまま縦位置・横位置を変える時に重宝する。フィルターはレンズ内装着型で一度装着すればレンズ上面より操作が可能。便利だが専用フィルターのため、なかなか高価。

フードが取り外し式になり主要部分にマグネシウム合金を使って軽量化がなされているため、持ち運びが若干楽になった。それでも2480gもあるのでカメラ側のストラップで肩にかけるとマウント部に負荷が心配。幸い、レンズにストラップがつけられるのでこれを併用するのがマウントにやさしいかも。

α-7以降の機種を考慮に入れ、設計された怒涛の単焦点レンズであるため、α-9/9TiでAFを用いる場合はカスタム改造が必要。

作例

  1. α-7D 絞り開放 三脚・レリーズ使用
  2. α-7D 絞り開放 三脚・レリーズ使用
  3. α-7D f10 14sec. バルブ撮影 三脚・レリーズ使用

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*1: 2006年3月現在
*2: 2006年3月現在