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lens/minolta/single/AF100mmF2.8 SOFTFOCUS のバックアップ

2007-05-10 (木) 01:32:07 のバックアップ(No.3)


AF100mmF2.8 SOFTFOCUS

フローティング機構でレンズの球面収差をコントロールすることによってソフトフォーカス撮影を可能にする中望遠レンズ。

そのために専用の機構を組み込んだSTFには及ばないものの、αレンズの中でも特にボケ味にこだわったレンズである。

STF以前のαレンズの中で開放から口径食が発生しない*1のは唯一このレンズのみであったことからも、それを窺い知ることができる。*2

ソフトフォーカスのレベルは0-3の間で設定でき、0,1,2,3の各位置にはクリックストップが付いているが、無段階での調整が可能となっており、絞りとの組み合わせで多様なソフト効果を楽しむことができる。

ソフトフォーカスレンズではあるが、ソフトを0にして通常の中望遠レンズとして使用しても、コントラストが抑えられたおとなしめな色味ではあるが、繊細でシャープな写りが上述のボケ味と相まって、上品でしっとりとした描写を得られる。

作例

  1. F2.8でのSOFT効果比較 (α Sweet DIGITAL)
  2. F2.8 ISO200 SOFT:0(α Sweet DIGITAL)
  3. 猫 α-SD f2.8開放 SOFT:0
  4. 神社 α-SD f2.8開放 SOFT:0
  5. 神社 α-SD f2.8開放 SOFT:1
  6. イルミネーション α-SD f2.8開放 SOFT:1.0

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*1: 35mm使用時
*2: 現時点において開放から口径食が発生しないαレンズはSTFと100SOFTの2本